トランゼンスワークスの活動準備

トランセンスワークスに向けて私は、父親の影響で小学生の頃から写真撮影に目覚め、小学6年生の卒業アルバムの「なりたい職業」の欄には、「カメラマン」と書いていました。中学生の時には自室を暗室にして、父親が持っていた現像用機材で焼き増しをしていたくらい、写真撮影に魅せられていたのです。小さい頃から音楽も好きで、エレクトーン、クラシックギター、ベースギター、ドラムと演奏してきて最終的にはドラムに落ち着き、大学在学中からドラムで仕事をするようになったことあり、写真撮影に魅せられつつも写真撮影の道に進みませんでした。その後、心身相関に興味を持ち、この30年間はずっと身体と心を結びつけ、内面を探っていくことに集中してきました。そしてここ10年、心身についての学びと20代前半でかなりエネルギーを注いだドラミングの統合を試み、リズムセラピー研究所としてボディサイコセラピーとドラミングを結びつけたプログラムを提供して今に到っています。

その流れのなかで2000年頃、もともと内側にあった写真撮影に惹かれる欲求が高まり、フィルムカメラ(CONTAX RX)とCarl Zeissのレンズを数本購入し、趣味として写真撮影を楽しみました。その後、ネットの普及によってブログで発信をしたいという気持ちから2007年にコンパクトデジカメを購入し、内的に惹かれて撮影した風景写真と、それに誘発された想いを言葉にした「森の生活」というブログを始めました。5年が過ぎた2012年、デジタルカメラがフィルムカメラに大分追いついたことが分かり、デジタル一眼レフカメラを購入し、この2年間はデジタル一眼レフで写真撮影をして、このブログに投稿するようになったのです。

Clover Southwellこうやって振り返ってみますと、写真は音楽と同様、私自身の人生においてとても重要なものだということが分かります。専門的に学んだわけではありませんが、写真歴43年ということになります。

嬉しいことにこの2年、私の撮影した写真を好んでくださったり、写真集が出たら欲しいという方々が出てきました。それまでは、そのようなことは一切考えたことはなかったのですが、最近になって「小さい頃の夢を少し実現してもいいのではないだろうか」と思うようになったのです。もちろん、現在の活動は、私自身にとっての天職だと思っていますから、今まで同様、現在の活動を最優先して続けていきます。ただ、それまでの活動とドラミングを統合したのと同じように、写真撮影も統合してもいいように思うのです。

トランゼンスワークスの活動準備写真撮影に関しては、それ一本でお仕事をされているフォトグラファーにはかないません。しかし私はこの20年間、人が発する身体と心の声に耳を澄まし、内面に向かい、瞬間に呼応し、共振し、人の内奥が開き輝く瞬間に多く寄り添ってきました。その体験は、私個人において内奥が共振する感受性を育んできたと実感していますし、写真撮影に役立っていると感じますから、「人や自然が内奥から輝く瞬間を目に見える形で残し、その作品を観ることによって、その人の本質を意識に根づかせる」ための写真撮影なら、私にできると思うようになりました。

「トランゼンス(Transience)」とは、「無常」という意味です。この現象世界のすべてのものは生滅して、とどまることなく常に変移しているというのが無常ですが、だからこそ一瞬一瞬、今この瞬間が輝くと言えるのではないでしょうか。今この一瞬は、表面的には過ぎ去っていきますが、写真によってこの一瞬を切り取ってみると、微妙な表情や仕草などから、実はその一瞬にさまざまなことが生じていることが分かるのです。一瞬ではあるけれど、そこに現れている質は永遠とも言えます。「無常」「物のあわれ」「儚さ(はかなさ)」「うつろい」というものの奥に佇む変わらぬ質、普遍性、永遠性、そのようなものを写し出したいし、そのような写真を人に提供したい。その想いから「トランゼンスワークス」という名称にしました。

まだ、どのように展開するか、具体的には定めていませんが、もし今の時点で私に撮影を頼みたいと思う方が居ましたら、お気軽にご連絡を頂けたら幸いです。

お問い合わせは、こちらから。

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