七五三詣今日は時間があったので、1年ぶりに美容院に行った後、東京の仕事場近くの神社に行ってきました。いつもなら夕暮れ時は犬の散歩をする人くらいしか境内には居ないのに、今日はちょっと賑わっていました。「七五三詣」だったのですね。

境内の写真を撮影し、本殿でお参りをした後、カメラをぶら下げていたせいでしょう、「すみません、写真を撮って頂けますか?」と声が掛かりました。振り返ると、お子さん3人と若夫婦、それにおじいさんとおばあさんが本殿の前に立っていました。「いいですよ」と答えてデジカメを受け取り、撮影しようとしましたが、一番下の子がむずがったため、なかなかシャッターを切れません。お母さんが何度も 「すみません」と僕に謝りながらなだめますが、いっこうに鎮まりません。最後にお母さんは「抱っこしないと駄目ね」と言って抱っこをしました。

4枚ほど写真を撮り、カメラを手渡した時に「時間が掛かってすみませんでした」と奥さんに言われたので、「とても貴重な機会ですから、いいんですよ。おめでとうございます」と伝えると、それまで表情が硬かったご主人が、とても嬉しそうな表情をされました。

七五三詣神社を後にしても、ちょっとした出会いの余韻を味わっていました。私は、自然の風景やプログラム中の人の表情を撮るのが好きですが、記念写真の大切さを今日は、ひしひしと感じました。私が撮影した写真は、子ども達が大きくなっても大切にアルバムに残ることでしょう。子どもが成長していく過程で、家庭内ではいろいろなドラマがあると思います。そのなかで傷つき「自分は愛されていないんだ」と思い込む子どもも居るかもしれません。でも、その子どもが大きくなった時に、ご両親はもちろんのこと、おじいさん、おばあさんが自分の成長を喜んでいる瞬間が写っている写真を観ることで、人によっては救われる思いがあるように思うのです。家族のつながり、温かさがそこには写っていますから。

震災後、被災された方々が何より見つけたいものは、ご家族の記念写真だという話を聴いたことがあります。記念写真を、機会があればこれから撮りたいと思いました。七五三詣

七五三詣

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