雪の恩恵今年は予報通り積雪が少なく、奥寂庵に着いた時にはまだ敷地内には除雪が行われていませんでした。通年のこの時期ならすでに1階は雪に埋まり、ユンボで雪堀りをして貰わないと玄関から入ることは出来ません。

雪は白く反射するため、写真撮影は難しくなります。ですから見た目の感動を写真に納めようとしてもその感動が写らず、残念な思いをする人は多いのではないでしょうか。反面、白く反射してくれるおかげで、雪は目の前に拡がる場全体の空気感を写しだしてくれます。

雪の恩恵 雪の恩恵雪は音を吸収してくれますから、場全体が静寂に包まれます。静寂のなか、雪を踏みしめる時に鳴る「ギュッ」という音、自分の息づかい、服の擦れる音だけが耳に入ってきます。その音によって自分が生きていることが感じられるのです。同じように、寒く冷たいからこそ、そこで人と出会うと人のぬくもりが感じられます。積雪は生活を困難なものにしますが、それを超える恩恵があるように思います。

雪の恩恵

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