二日間の滞在

強行軍18日に奥寂庵に戻る予定が、降雪のために高速道路が通行止めになったために19日に戻りました。高田で地方創生の打ち合わせをし、その後いくつか用事を済ませ、夕方奥寂庵に戻りました。幸いなことに、先週からそれほど積雪はなく、30分ほどの雪搔きで済みました。

奥寂庵の灯油タンクは、490リットル入る大型タンクです。まだまだ入っていると思って油断していたら、灯油が減っていることが分かり、慌てて地元のガソリンスタンドに駆けつけ、明朝、灯油を入れに来て貰うようお願いしました。なぜ慌てたかと言いますと、積雪が多くなってしまうと5月まで灯油の補充ができないからです。30分後、ガソリンスタンドから電話が入り、「明日は吹雪くようだから、今晩中に灯油の補充をしましょう」とのこと。営業時間が過ぎているにもかかわらず、気前よく来て補充をしてくださいました。ここの人達は本当に思いやりに満ちているのです。

写真は夜に撮影した風景です。奥寂庵の背後にオリオン座が輝いていました。天気予報では翌日は暴風と大雪の警報が出ていました。嵐の前の静けさと言ったところでしょうか。

冬の夜翌朝、早くから起きて警戒していましたが、幸いにも雪ではなくひょうが降り、雪堀りはしなくて済みました。しかし、風が強く気温も昼になっても上がらず、寒い一日でした。地元の商工会での打ち合わせなどを済ませ、奥寂庵への帰り道に、美しい光景に出会いました。棚田に張っていた水が凍り、そこに雪が積もっていました。ひょうがその上に降ったせいでしょうか、表面の質感でとても美しかったです。自然の造形は素敵です。

強行軍夕方、東京に向かう途中、それまでどんよりとした天気だったのが、雲の合間から太陽が顔を出しました。天の岩戸を彷彿させてくれました。越後湯沢付近は、かなり吹雪いていて関越自動車道には積雪があり、運転に神経を使いました。無事に東京に着き、ほっとひと息です。この二日間、かなりの強行軍でしたが実り多く、満足です。

強行軍

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