「進化論2016」で感じたこと

進化論2016先週土曜日、虎ノ門にあるB-Techにて「進化論2016」ライブを行いました。ライブは休憩を挟んで2回行い、それぞれ1時間、MCは入れずに9つのテーマを数秒のインターバルを設けるだけで続けて即興演奏をしました。

この数日、余韻をただ感じていましたが、ようやく「進化論2016」で感じたことが言葉になってきました。来られた方の感想には「余分なものが取れた」「癒された」などの言葉が思いのほか、多くありました。「思いのほか」という表現を使ったのは、私のなかでは「癒そう」という意図は全くなかったからです。

チャクラという言葉を安易には使いたくはありませんが、演奏した9つのテーマについて振り返ってみますと、9つのテーマで意識を向けた周波数帯は、それぞれのチャクラとそれに呼応する身体の部位に共振していた可能性を感じました。結果として、その場を共有していた方々のエネルギーの流れがよくなり、からだとこころ、そしてエネルギー・フィールドに影響があったのかも知れません。特に今回ご一緒した金大偉さん、河上素子さんは素晴らしいアーティストであると同時に、お二人ともユング心理学研究会の顧問をされていることもあって、即興的な意識の旅をすることができたのだと思います。また、意識の向け方の影響力とともに、低音域から高音域と倍音を含めた非可聴音を奏でる楽器、音楽の恩恵は大きいと思いました。

進化論2016そのこととは別に気づいたことがあります。実はこのようなことは、国立市で行っています介護予防教室でもよく起きることでした。私は「癒そう」とは全く思っていないのに、最後のシェアリングでは「癒されました」という感想がよく聴かれるのです。

私はセラピストとして、他者のために自分ができることをしようとしていますが、他者を大切にするためには自分に回帰することが必須だと感じて、自然のなかに入ったり、自分のためにアーティスティックな活動(楽器演奏と写真撮影)をしたりしています。他者に意識を向けるセラピストと、自己の内面に意識を向けるアーティストという分け方は実際ありますが、それは表面的な違いであって、深層では全く一緒のことをしているように今回、あらためて思いました。その「全く一緒のこと」とは、目の前に存在する人や自然に、思考に左右されずに瞬間瞬間に出会い、自分の内奥にある本質や魂が共振することです。その「共振」は、私の本質や魂が全体と繋がっている感覚をもたらし、私の内奥を豊かにしてくれるとともに、他者に対して「癒そう」などと思わなくても、結果としてその人は自ずと癒えていく。

いのちの力とその人のプロセスを肯定したいという思いから、私はそのような目の前の人を変えようとはしないスタンスがやはり好きです。大地に触れながらこの感覚を深め、研ぎ澄ましていきたいと思えた「進化論2016」でした。

進化論2016

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