今後の講座について

2017年に入り、セラピューティック・ボディワーク連続講座の1期、2期を東京で行い、先週末は関西大学で二つの講座(一般者対象の「教養としてのヨーガ」講座、臨床心理士対象のボディサイコセラピー講座)を行ってきました。それらの講座でお伝えしているうちに「私自身が何を探求し、何をお伝えしたいのか」ということに関しての洞察が深まった印象が私のなかにありました。

日本語に翻訳されたボディサイコセラピーに関する書籍はあまり多くはありません。そのなかでもBIPSで一緒にディレクターをしている国永史子さんが多くを訳されているバイオエナジェティックスがあります。バイオエナジェティックスの創始者であるアレクサンダー・ローエンの本はとても理解しやすく、「身体をどのように心理療法に取り入れるか」ということに興味のある方には絶好の書籍だとお伝えしています。このバイオエナジェティックスでは「グラウンディング」に重きを置いていて、バイオエナジェティックスの発想から「グラウンディング」の重要性が様々な領域に広がったと私はとらえています。「グラウンディング」を日本語に訳すならば「地に足を付けること」ですが、単に身体的な足を地面に付けることだけではなく、生命エネルギー(気)、感情、思考、イメージなど、様々な側面をもグラウンディングさせることが重要としています。そのためには、身体だけでも心だけでもなく生命エネルギーだけでもなく、全てに働きかけることが大事なのです。その重要性は今も十分に感じていますし、今後もその全てに働きかけていくボディサイコセラピーを個人セッションで用い、BIPSで教えていくことはしていきます。

この10年ほど、海外のトレーナーから学んできたボディワークやボディサイコセラピー、リズムをどのように日本のものとして統合できるか、ということを試み、そのために越後奥寂庵を構えて農家になり、自分を実験台にして模索してきました。その体験を通して、私がさらに探求したいことが分かってきたのです。それは、ローエンの「グラウンディング」の概念をさらに深めたもの、あるいは日本文化のなかに統合できる可能性があるものとして感じています。

しかし、それは具体的な技法や理論というものではありません。日常の過ごし方、意識の向け方を通しての「在り方」、どのような人生を歩みたいかという「生き方」に関係するものです。しかもそれは都市部で生活をしているうちは気づかなかったもので、自然のなかで農作業をしていて初めて気づいたことでした。ですから、都市部で行う講座で伝えられるものは限られるかも知れません。本当に伝えたいことは、自然豊かな環境のなかで自然のリズムで寝起きし、農作業をし、収穫したものを料理して頂戴するというシンプルな生活をともに過ごすなかで、少しずつ皆さんのなかに私が伝いたいことが生まれるように思っています。でも、最初からそのようなことは敷居が高いですから、まずは単発の入門講座でご紹介したいと思っています。今週末に「セラピューティック・ボディワーク入門講座」を行いますので、ご興味のある方はご検討頂けたら幸いです。

詳細はこちらから。

入門講座に参加してみてさらに学んでみたい方は「連続講座」をご用意します。連続講座のなかでは少しずつ私が体験してきたことを分かち合い、その学びを通してより深く体験したい方が出てきた時には越後奥寂庵での農作業をともに体験して貰える機会を提供したいと思っています。

質問などございましたら、遠慮なくご相談ください。

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