アジア学院再訪

那須塩原市にあります「アジア学院 – アジア農村指導者養成専門学校」に2日間、リズムセラピー研究所側のチームメンバーのJunkoさんと滞在してきました。コラボレーションのためのミーティングには、校長のTomokoさんにもご参加頂き、実りの多い話し合いをすることができました。私とJunkoさん各々からのプレゼンを行った後、夜には学生とスタッフへのデモンストレーションをさせて頂き、翌朝のモーニング・ギャザリングでは歌と太鼓で参加させて頂きました。その後は、卒業後、自国で数年活動をされてから再度アジア学院に戻ってきてスタッフやアシスタントをされているガーナの牧師さんとスリランカの保育園の先生に、それぞれへのヒアリングをさせて頂きました。その合間に学生さん達と一緒にラジオ体操をしたり、雑草を抜いたり、農場に収穫に行ったり、施設見学をしたりと、大変充実した2日間でした。アジア学院の学生は、貧困地域や紛争地域で地域のために活動するNGOのリーダーや牧師さん、修道院のシスター、農業指導者などで、強い志を持つ立派な方々ばかりです。それらの立派な学生と話をする機会や、スタッフから学生の背景を聴くと、驚くことばかりでした。父親は兵隊で戦死、母親は看護師として戦地で働いていたために孤児院で育った方、子供の時にジャングルで3年間一人で生き抜いた方、ゲリラに捕まり恐怖下で下働きを1年半させられた方などなど、日本では想像も出来ない人生を歩まれています。そのような方々が自分の傷と向き合いつつ、よりよき社会のために行動に移している姿を見ると心が打たれます。以前、十日町市博物館で国宝「火焔式土器」を観たときに「豪雪地帯という厳しい自然環境だからこそ、いのちが燃えるのかも知れない」と思ったことがありましたが、「そのようなエッジに居ざるを得なくなると、いのちが発動するのかも知れない」という思いが頭をよぎりました。ここに滞在していると「豊かさとは何か、いのちとは何か」という問いが頭に浮かび続けます。直接、インタビューをさせて頂いたお二人が熱意を持って話してくれた内容から感じたことはたくさんありますが、徐々にシェアしていけたらと思っています。国連NGO「世界心理療法協議会」の正会員になったことが、ヒアリングをする際に役立ちました。どこの国の団体のリーダーであっても、国連NGOの正会員であることを告げて、その国の経済、健康、心理、宗教の問題などを聴きたいと伝えると、表情が真剣になったからです。世界で起きていることを当事者から聞くために、正会員の資格を取得したところもありましたから、「いよいよ始まった」という実感をひしひしと感じました。

また、今回の滞在では殆ど通訳を介さずに、会話やインタビューをすることが出来ました。1時間以上にも及ぶインタビューでも疲れることなく、やり取りが出来ましたし、プログラムを行う際のインストもあまり考えることなく英語で伝えられたのは、今回の嬉しい収穫でした。でももっと精度を上げたいです。

最後に、多忙にもかかわらず、私達の滞在中、いろいろサポートしてくださったJunさんとTakashiさんに感謝です。そして、超多忙な校長のTomokoさんにも多くの時間を割いて頂いたことは何より有り難いことでした。今回お会いした学生さん達に再会を約束したので、秋にまた訪れることを楽しみにしています。さあ、種から芽が出始めました。

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