BIPS 第3期セラピスト養成トレーニングの終了

第3期セラピスト養成トレーニングの4年間の最終トレーニングが、昨日終了しました。4日間、基本的には各自がセラピスト、クライアントを体験するスーパービジョンでした。

全員のセッションを観ていて、セラピストとしても、クライアントとしても、周囲で場をホールドしている仲間としても、この場にしっかりグラウンディングして自分自身と繋がり、かつその場に起きていることに意識を向けることができていました。そのことから各自の成熟さ、グループの成熟さが十二分に感じられ、「4年間トレーニングを行ってきてよかった」と、感慨深い思いになりました。

皆さんにとっての4年間は、信頼できる場で、ありのままの自分を開くことができたかけがえのない時間だったことが最後のシェアからよく伝わってきました。信頼できる場を創るには、トレーナーサイドだけではなく、仲間の存在も欠かせません。4年もの間、自分と向き合い、防衛を解放していく道程においては、内的変容のみならず、日常生活での人間関係や仕事に対する感情的反応、身体的反応にも大きく影響を及ぼします。それは楽になるだけではなく、産みの苦しみのような辛い出来事も多いものです。そのような困難な道を乗り切るためには、友達でも家族でもない、お互いに生じているプロセスを理解しサポートしあえる、信頼できる仲間が居ることがとても大きいのです。

そのような体験を4年間したことで、単に知識や技法を身につけるだけではなく、身体を通しての変容を体験することを通して、各自の人間としての器が広がり、実生活面でも大きな変化が生じたのでした。

このトレーニングは、セラピストという専門職の「役割」を身につけるためというより、人生における在り方に影響を与えるものであることが、彼らの変容と成熟度から、あらためて実感しました。

4年間のトレーニングは終了しましたが、最終日のシェアで「なんだか最後のような気がしない」と全員が感じていたのは面白いことでした。単なるトレーニング生同士という関係性ではないということでしょう。また、ボディサイコセラピーを学びはまだまだ続くということでもあります。それでもトレーニングの終了は大きな区切りです。皆さん、4年間、本当にお疲れさまでした。皆さんと一緒に4年間過ごすことができたことは、トレーナー側の学びにもなりましたし、とても豊かでした。ありがとうございました。

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