有り難い頂き物

先日、いつもお世話になっている高田の方からご連絡を頂きました。「知人が蔵を片付けていて出てきた本膳料理用のお膳のセットを譲り受けたが、使ってくれる人を探している。所在がはっきりしている方にお譲りしたいので、贄川さんの奥寂庵で使って貰うのがいいのでは」と思ってくださったのです。

先週受け取りに伺ったところ、二の膳までが15組、それに三の膳が20脚。総漆塗りで、ハレの日だけに使っていたようでとても美しいのです。由緒ある家の方がお客様をおもてなしをするために、大切に保存されていたことが分かり、心が引き締まる思いです。 竹釘を用いた木箱に入った、総漆塗りで三の膳まである御膳ですから、買ったら大変なことになります。このような由緒正しい高価なものを、気前よく奥寂庵に譲りたいと思ってくださった方に感謝です。本当に有り難いことです。

とりあえず二の膳までを1セットだけ出してみました。

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