引き抜き作業で想うこと

日に日に確実に秋が深まっています。

引き抜き作業で想うこと

畑では、トマトやズッキーニ、キュウリが終わりを迎え、オクラ、ナス、カボチャ、ピーマンもそろそろ終わります。暑い盛りにたくさんの恵みを戴いた植物たちを、根っこから引き抜く作業は、多少の痛みを伴います。それだけ手間暇と愛情をかけて育ててきたわけですから。しかし、引き抜かなければ、冬野菜を植えることができないので、感謝とともに引き抜くしかありません。

でも、引き抜いた翌年に、種を蒔いていないのに芽を出すことは多いのです。今、ニンニク、タマネギ、エシャロットを植えるための畝に、ここ2年間、種を蒔いていない小松菜の新芽が一斉に出ているように。

ある植物が死に絶えないと、次の植物が育つスペースがなかったり、死に絶えたと思ったら新しい芽が出てきたり。

畑では、植物との関わりを通して、人間のいのちというものを考えさせられます。

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