ひきこもり親の会での講演&リズムセラピー in 新潟

11月25日は新潟市で、ひきこもりの親御さんたちの会である「KHJにいがた 秋桜の会」主催の月例会で、講演とリズムセラピーをさせて頂きました。2時間の予定が3時間以上になってしまいましたが、30名ほどの親御さんが参加してくださり、ひきこもりのお子さん達と関わる上での、何かのヒントになって頂けたと思っています。

新潟市での講演&リズムセラピー

ひきこもりの親御さんの会「KHJにいがた 秋桜の会」の月例会終了後、懇親会が近くの居酒屋で催されました。越乃寒梅、景虎と越後の銘酒を戴きながら、会話が進み、楽しい時間となりました。

以前から親御さん達と関わっていますが、親御さん達は理知的で感受性も豊かな方々なのです。ただ、時代的に高度成長期の流れに乗らざるを得なかったこと、また、その時の保健所での育児の指導方法が過ちがかなりあったこと、そのような時代的背景のためにお子さんが引きこもってしまったと、あらためて感じました。現代の豊かさは、高度成長期に頑張ってこられた世代があってこそなのです。ですから、ひきこもりの問題は、他人事ではなく豊かさの恩恵を受けている今の世代が当事者として考えるべきではないでしょうか。

注目すべきことに新潟は、精神病院、大学、NPO法人、自治体などが連携しあって引きこもりの問題に取り組んでいます。そのような場は、他府県ではありません。新潟がひな形となり、発信地となって全国に支援活動が広がっていくことを切に願うとともに、私にできることは労力を惜しまず、させて頂こうと思っています。

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