循環する生活

循環する生活

薪ストーブに薪をくべる際に、焚きつけ用に小枝が必要なので、今日は山に柴刈りに行きました。山の雑木林には、いろいろな種類の木が自生し、たくさん小枝が落ちているのですが、植林した杉や檜の人工林には、殆ど小枝は落ちていないですし、歩くスペースもありません。ちょっとしたことですが、自然林の豊かさを感じた時間でした。

山野には、暖を取るための木々があり、季節ごとに山菜や木の実、きのこなどの恵みがあります。畑では無農薬野菜を育てられますし、美味しい井戸水もあります。数十年前までは日本人の殆どは、このような里山の生活をしていましたが、里山は、循環する生き方の原点だな、と思いました。

最近、「人間らしい生活」ということを考えます。「自然との共生」「拡大ではなく循環する生活」ということがキーワードになっています。このように文章や画像を皆さんにシェアできるのは、インターネットの恩恵に預かっているわけですが、このような現代社会の恩恵を受ければ受けるほど、同じくらい自然との共生に意識を向ける必要があると思っています。そのような循環する共生社会が、競争社会に適合しない人々を受けとめる器になるのではないでしょうか。

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