Music Medicine Japan Tourのお知らせ(追加)

越後奥寂庵リトリート

Music Medicineのプログラムに興味を持ってくださっている方々に、もう少し情報をお伝えします。

今回のMusic Medicineのプログラムでは、講義が全体の30%くらいで、それ以外の時間は、体験して頂く形になります。3時間のプログラムでは、4つの要素(リズム、メロディ、ハーモニー、サイレンス)を紹介し、それらをセルフケア、音楽療法、ドラムサークルに使用できる技法を学んでいきます。横浜で行う1日のプログラムでは、上記に加え、小さなグループに分けて、お互いにそれらの技法を用いて、グループをリードする体験を持って頂きます。このファシリテーションの仕方を学び、実習することに多くの時間を使うことが、3時間のプログラムとの違いとなります。

このプログラムは、Christineが今まで学んできたことと体験が背景となっていることが特徴です。Christineは、精神分析的音楽療法、即興的音楽療法、心理療法、社会福祉、霊氣、サイコドラマ、ヘルスリズムスのトレーニングを受けてきて、アルツハイマー、老年学、喪失へのグリーフワーク、精神医学、ドラッグとアルコール依存、ストレスマネジメント、企業のチームビルディング、健康増進のリトリートなど、20年以上、音楽療法士として実践を積んできました。

アカデミックな側面と同時に、イラク、南米、アジア、ブラジルなど世界を巡り、音楽をヒーリングに用いるそれぞれの伝統を自分のワークに統合し、現在は、コミュニティビルディングとヒーリングのために音楽を使うネイティブアメリカンの長老とともにトレーニングを行っています。このような背景を持ったChristineが、今回のプログラムをリードします。

最後に私が個人的に感じていることを少しお伝えします。日本にドラムサークルをもたらしてくれた佐々木薫さんが翻訳した「ドラミング 〜リズムで癒す心とからだ」でChristineの存在を知り、すぐにChristineにコンタクトをしてから10年になります。その後、来日するたびに会ったりメールのやり取りをしたりして今日に至りますが、Christineのなかではアカデミックなベースを生かしつつも、それを参加者に感じさせず、「誰のなかにも音楽があり、音楽を創り出す質があること」を分かち合う彼女のハートに、多くの人が魅了されてきたことを見てきました。もちろん、私自身もです。そのような彼女の素晴らしい質は、悲惨な地域に行き、被災者たちと音楽を通して分かち合うことで、純化されていったように思うのです。その結果が「Music Medicine」だと思っています。

音楽療法士の方、DCのファシリテーター、心理職、介護職、支援職、研修職の方、ミュージシャンはもちろんのこと、自己成長や自己の癒しに興味のある方、音楽を聴くことは好きでも自分には音楽を奏でる能力がないと思っている方、ただ音楽を楽しみたい方など、多くの方に彼女の質を感じて頂きたいと思っています。ぜひ、この機会にご参加頂けたら嬉しいです。

詳細は、こちらから。

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