パーソナル・リトリート

 

自然のリズムに添って過ごす

 

農家の方々は、日の出とともに目覚め、日が昇っている間は休息を挟みながら、田畑で身体を動かして作業を行い、日が沈むとともに家に戻り、夕食、お風呂のあと、20時頃には就寝します。このような自然のリズムに添った生活は、心身にとってもとても健全なリズムとなります。体内リズムは、セロトニンとメラトニンの分泌と関係があり、この分泌は太陽の光に大きく影響を受けています。都市生活で不規則な生活をしていると、セロトニンとメラトニンの分泌が悪くなって睡眠が浅くなり、気分も抑うつ的になる傾向があります。農家のリズムで過ごし、生活のリズム、体内リズムをリセットしてみましょう。

 

 

季節にあった「いとなみ」をしてみる

 

農作業がおもな「いとなみ」となります。農作業は多義に渡ります。土作り、畝立て、マルチ張り、苗の植え込み、間引き、脇芽取り、雑草取り、追肥、収穫、脱穀、農具洗いなど、その時々必要な作業を一緒に行います。自然に囲まれた農地で土に触れ、身体を動かして植物の世話をし、植物のいのちに触れているだけで、いつもと違う感覚になることでしょう。その他、料理、餅つき、味噌造り、沢庵漬け、山菜採り、薪割り、雪堀り、かまくら作り、自然散策、スノーシューでの散策など、状況に応じて行います。ここで大切にしているのは、目的達成のために行うのではなく、一つ一つの作業を意識をしながら丁寧に行うことです。各自の心身の状態に合わせ、免疫活性、セロトニン活性になるような活動レベルで、プロセスを大切にしてリードをしていきます。

 

 

 

ともに料理をする

 

農家民宿の良さは、お客さんとしてではなく家族の一員として滞在することです。観光では外側からその「場」を見ているために、主体と客体が別れてしまっています。その場のいのちを感じるには、郷には入る必要があります。家族の一員として、収穫した旬の野菜や山菜、地元の新鮮な食材を使って一緒に料理をしましょう。

 

 

ともに寝る

 

パーソナル・リトリートではありますが、客室が一室しかないために、常に個室をご用意できるわけではありません。料理をするのと同様、家族の一員として客室をシェアして過ごして頂きます。当然のことながら、異性と一緒になることはありません。

 

独りで瞑想する

 

2階には瞑想スペースがあります。夜、小川のせせらぎの音を聞きながら、静かに座ってみましょう。昼間、農作業で身体を動かした後では、静かに座ることができます。

 

 

滞在期間は自由

 

パーソナル・リトリートは、滞在期間は自由に組むことが可能です。グループ・リトリートや諸事情により宿泊できない日がございますので、必ず希望日程とともにお問い合わせください。

 

 

オプションとしてのセラピー

 

このような生活は、都会と全く異なるリアリティをもたらすため、いい意味で心身に大きく影響します。必要性を感じたならスタッフにご相談ください。ボディサイコセラピーボディワーク、カウンセリング、ドラミング、呼吸法などのセラピーを有料にて提供することができます。